前田健太、打者専念の大谷を“警戒”も…「翔平には両方やるのがいいリズムかも」
次戦へ向けてブルペン入り、大谷復帰は「日本のファンにとっては嬉しいこと」
ドジャースの前田健太投手は7日(日本時間8日)、ブルペンでの投球練習を行った。11日(同12日)のナショナルズ戦に先発する見込み。31球のうちセットポジションからの25球をハニーカット投手コーチにアドバイスを受けながら投げ込んだ。
5日(同6日)の敵地パドレス戦では、6回3安打4失点で勝ち負けはつかず。試合後には3四球がいずれも失点に繋がったことを悔やんだ。それだけに「フォアボールはヒットと同じなので。自分から打たれる前に塁に出すのはもったいないことなので、しっかり勝負して。ストライクを投げればいいわけではないですけど、元々そんなに多く出すタイプではなので。出すとリズムも崩れますし、なければないほうがいいのかなと思います」と話した。
この日は大谷が敵地タイガース戦で復帰。「日本のファンにとっては嬉しいことなんじゃないかなと思います」とした上で「対戦する機会もあるとは思いますし。楽しみな部分と翔平が入ることによって打線の厚みも増すとは思うので、良い打線になるとは思いますけど」と、交流戦で対戦するエンゼルス打線を警戒した。
打者に専念する大谷がどんな成績を残すのか、注目が集まるが、自身も投手らしからぬ打力を誇る前田は「翔平にとってはもしかしたら両方やるのがいいリズムかもしれないですし。それは翔平にしかわからないこと。専念したから打てるっていう簡単なことでもないと思うので。翔平にとってどっちがいいか」と分析していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)