大谷翔平、復帰後の打球速度は平均154.8キロ “メジャー3位”の驚異的数値

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ここまで打率.190も…打球データでは圧倒的な能力を証明

 12日(日本時間13日)の敵地・オリオールズ戦は欠場となったエンゼルスの大谷翔平投手。昨年10月の右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)から復帰6戦目で初めて出番なしに終わったが、強打者の証とも呼べるスタッツで、今季メジャー3位の数値を叩き出していることが明らかになった。

 エンゼルスが1-5で敗れた一戦で、母の日仕様のピンク色のギアで待機していた大谷。9回2死の場面、ネクストバッターズボックスで待機していたが、ボーアがあえなく三振に倒れ、出番なしに終わった。

 手術を乗り越え、5月に入って復活した大谷。ここまで21打数4安打3打点。2試合マルチ安打を記録しながらも打率.190。まだ本領発揮とはいかない状態でも、圧倒的な能力はすでに数値として現れている。

 MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、今季の打球の平均初速では、三振・四死球を除く10打席以上の打撃結果のあった選手の中で、メジャー3位タイ。時速96.2マイル(約154.8)というとんでもない数値を記録していることが明らかになった。

 1位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手で時速98.4マイル(約158.4キロ)と段違いの数字を叩き出している。2位はカブスのメジャー3年目の若手、ビクター・カラティニ捕手で96.3マイル(約155キロ)。そして、大谷が3位だ。

 バットがしなるような鋭いスイングで、すでにメジャー屈指の打球速度を叩き出している大谷。あとは打球の角度次第。本塁打量産は時間の問題と言えそうだ。

(Full-Count編集部)

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