大谷翔平、称えられるその人間性 相手右腕明かす「みんな彼の姿勢と人柄を称賛」
ツインズのモリンは9回2死満塁で大谷を遊ゴロ、14年から4年間エ軍に所属していた
■ツインズ 8-7 エンゼルス(日本時間16日・ミネソタ)
右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)から復帰し、早速、快音を響かせているエンゼルスの大谷翔平投手。13日(日本時間14日)のツインズ戦では、待望の復帰後初アーチを放ち、現在4戦連続安打中だ。ここまで8試合で34打数10安打1本塁打6打点、打率.294の成績を残している。
今季は打者に専念することになる大谷。打者としての能力もさることながら、チームメートや敵軍の選手からも称賛されるのが、大谷の人間性である。15日(同16日)に大谷と対戦したツインズのマイク・モリン投手も、大谷の人柄を称賛する1人だ。
14年から4年間エンゼルスでプレーしていた28歳右腕。15日(同16日)の試合後に日米メディアに対応すると「エンゼルスに所属している友人たちと今でもよく話すけど、みんな人として彼を称賛している。彼は間違いなく素晴らしい才能を持っている。皆、彼の姿勢と人柄を称賛している。僕はそれが大事なことだと思う」と語った。
この試合では9回1死一塁から7番手として救援。2安打1死球などで1点を失い、同2死満塁のピンチを招いたところで大谷と対戦した。初球からチェンジアップを4球続け、1ボール2ストライクから148キロ直球で遊ゴロに抑え、試合を締めた。「僕の決め球はチェンジアップだからね。重要な場面で投げたい。彼にはチェンジアップを4球投げた。チェンジアップと直球の球速差は大きい。91-92マイル(約146~148キロ)と71-72マイル(約114~115キロ)くらいかな。だから直球を投げるのがいいと思った。彼はまたチェンジアップを待っていると思ったしね。4球目のチェンジアップでは良いスイングでファウルを打っていた。だから直球を投げようと思った」と、大谷を封じた場面を笑顔で振り返っていた。
(Full-Count編集部)