大谷の豪快2号、米解説者は思わず「ああっ」 スイング絶賛「極めて力強い」
今季2号は高々と舞い上がる一発、解説のグビザ氏は打った瞬間に思わず「ああっ」
■エンゼルス 6-3 ロイヤルズ(日本時間19日・アナハイム)
18日(日本時間19日)の本拠地ロイヤルズ戦で、2号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平投手。5試合連続「3番・DH」でスタメン出場すると、2点リードの6回に貴重な一発を放ち、6-3の勝利に大きく貢献した。復帰後本拠地初本塁打に試合を中継する地元テレビ局の“名物コンビ”も大喜び。解説者は大谷のスイングについて「速く、そして極めて力強い」と絶賛した。
地元ファン待望の一発が飛び出したのは6回。大谷は2点リードの6回1死一塁で第3打席を迎えると、相手先発ジュニスの91マイル(約146キロ)の直球を捉えた。打球は高々と舞い上がり、右翼席に飛び込む2号2ランに。チームに貴重な追加点をもたらした。
大谷が打った瞬間、試合を中継していた地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるメジャー通算132勝のエンゼルスOB、マーク・グビザ氏は「ああっ!」と思わず声を漏らした。実況のビクター・ロハス氏は「空高くまで打球が伸びて、ライト後方です。ソレアが下がります。入りました! ビッグフライ、オオタニさん! 本拠地での今季第1号です!」とおなじみの“セリフ”でまくしたてる。本拠地が大熱狂に包まれるなか、実況ブースにも熱気が満ち溢れていた。
一塁にトラウトを置いて放った一発に、グビザ氏は「マイク・トラウトがショウヘイ・オオタニのために振り返る瞬間を、私は待ちきれません。ワォ、ショウヘイ・オオタニ!」と大興奮。その後、ホームランのリプレーを見ながら「直球の、内側半分のボールです。はやく、そして極めて力強い。オオタニ!」と振り返った。
角度39度で高々と舞い上がった最高到達点152フィート(約46.3メートル)の豪快弾。エンゼルスタジアムに「オオタニさん」の「ビッグフライ」が帰ってきた。
(Full-Count編集部)