プロ注目の西東京左腕“ドクターK”聖徳学園・長谷川宙輝が3回戦で涙
強豪・国学院久我山に敗れる
西東京のドクターKこと長谷川宙輝投手を擁する聖徳学園高が13日、西東京大会3回戦で国学院久我山高校に敗れた。11日の2回戦・多摩工戦では長谷川の6回1安打11奪三振の好投もあり、勝利したが、昨夏4強の強豪に0-6で屈した。
聖徳学園の先発は本職は外野手の勝屋紬だったが、初回にいきなり2点を失うと、中里監督はすぐに長谷川をマウンドに送った。見事に後続を断ったが、4回に先頭打者を四球で出してから、制球が乱れた。連打に押し出し四球も絡み、2点を失うと、7、8回にもそれぞれ1点を失うなど思うように投球ができなかった。1回裏から8回まで投げて9安打4失点。味方打線も国学院久我山のエース左腕・江川昂輝を攻略できなかった。
長谷川は常時140キロ中盤を投げるストレートにブレーキの利いたカーブを操り、多くの三振を奪える好投手。今後の活躍が期待されている。次のステージでのピッチングを期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count