大谷翔平、第1打席は遊ゴロ 右手負傷も志願で「3番・DH」スタメン
試合前には「でぇじょうぶだ」と軽傷をアピール、志願しスタメン出場
■エンゼルス – ツインズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのツインズ戦で「3番・指名打者」で8試合連続でスタメン出場。第1打席は遊ゴロに倒れた。
初回1死走者なしで迎えた第1打席。1ボールからの2球目、85.1マイル(約137キロ)のチェンジアップを捉えたが極端に右に寄る“大谷シフト”の前に遊ゴロに倒れた。チームはトラウトの11号ソロで先制に成功した。
大谷は20日の同カードで7試合連続フル出場。2点を追う8回先頭で左腕・ロジャースの92.7マイル(約149キロ)のツーシームが右手薬指に直撃。結果は空振り三振となったが、打席付近で膝をつき苦悶の表情を浮かべていた。骨に異常はなくこの日の試合前には「でぇじょうぶだ」と笑顔で軽傷をアピールしていた。
大谷は右肘靱帯に新たな損傷が発覚した昨年9月5日(同6日)のレンジャーズ戦では2本塁打を含む4安打3打点1盗塁と逆境の中でも力を発揮。周囲の予想を上回る活躍を続けてきた男がこの日も快音を響かせるか。
今季はこの試合まで12試合出場し、48打数12安打の打率.250、2本塁打、8打点。ツインズは30歳右腕マイケル・ピネダが先発する。2017年7月にトミー・ジョン手術を受け、今季復帰。9試合登板し、3勝3敗、防御率5.55。通算では126試合登板し、43勝44敗、防御率4.15。大谷とは初対戦。
(Full-Count編集部)