【高校野球】市立船橋が“師弟対決”制して決勝へ 9年ぶり甲子園かけ木更津総合と激突

準決勝で習志野破る

 98回全国高校野球選手権千葉大会の決勝は9年ぶりの甲子園にあと一歩と迫った市立船橋と春夏連続出場に王手をかけた木更津総合の対戦に決まった。

 市立船橋は25日の準決勝で習志野を撃破。1-1の同点で迎えた6回1死満塁の場面で、「カウントが悪くなると、ストレートが多いとベンチから指示が出ていた。真っすぐ狙い」と橋本勇樹がカウント3-1から真ん中131キロの速球を左中間へ走者一掃の三塁打で3点を勝ち越し。続く高田悠太も左中間に弾き返し一挙4点で勝負を決めた。

 市立船橋・櫻内剛監督にとって、習志野の小林徹監督は市船時代の恩師で師弟対決だった。甲子園は母校の監督就任後3か月で出場した2007年以来。チーム打率3割5分以上の強力打線の本領発揮に、指揮官は「3年生を中心に厳しい練習によく踏ん張ってきた。主将の宮(慎太朗)がチームを引っ張てくれた」とチームのまとまりを強調していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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