大谷翔平、初球狙いの4号2ランにエ軍OB絶賛 「まさに準備万端、完璧なアプローチ」
通算132勝、エンゼルスOBのマーク・グビザ氏が大谷のアーチを予告
■アスレチックス 4-2 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、本拠地のアスレチックス戦で「3番・指名打者」で2試合ぶりにスタメン出場。6回の第3打席で3試合ぶりの4号2ランを放った。メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「初球を狙う完璧なアプローチ」と脱帽するしかなかった。
4点を追う6回無死一塁で迎えた第3打席。前打者のトラウトが13球を粘り死球で出塁。アスレチックス先発のモンタスが苦しむ中で初球の95.5マイル(約154キロ)のツーシームを狙い撃ち。打球はバックスクリーン左へ飛び込む4号2ランとなった。
この試合を中継していた地元TV局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めたエンゼルスOBマーク・グビザ氏は大谷が打席に向かう直前にアーチを予言していた。
「初球狙いで準備万端です。あそこまで長い打席の後ですから、フィジカル的にも疲弊していますし、メンタル的にも消耗しています。打者として、準備万端ですよ。ショウヘイ・オオタニは初球狙いです。ファストボールである必要はありません。ストライクゾーンに来ればどのボールでも行きます」
グビザ氏はトラウトとの勝負で疲弊したモンタスの初球を大谷が狙うことを予告。その直後に大谷はまさに予言通りの一発を放って見せた。
これにはグビザ氏も「まさに準備万端。初球狙いでした。ショウヘイとともに、トラウトの粘りの打席も最大限に評価すべきです。身体的にも精神的にも消耗していました。左中間にかっ飛ばしました。初球を狙う完璧なアプローチでした」と大絶賛だった。
(Full-Count編集部)