大谷翔平、豪快4号2ランに球宴名捕手も大興奮「ショウタイムだ、みんな!」
アスレチックスなどで活躍し球宴2度出場の名捕手レイ・フォッシー氏が絶賛
■アスレチックス 4-2 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、本拠地のアスレチックス戦で「3番・指名打者」で2試合ぶりにスタメン出場。6回の第3打席で4号2ランを放つ活躍を見せた。敵地メディアの解説を務めたオールスター出場2度の往年の名捕手は逆方向に飛んだ豪快な一撃に「ショウタイムだ、みんな! ショウヘイ・オオタニ!」と大興奮していた。
炸裂音を聞いただけで、エンゼルスタジアムのファンは盛り上がった。3試合ぶりの一発は4点を追う6回無死一塁。先発右腕モンタスの初球、95.5マイル(約153.7キロ)のツーシームを完璧に捉えた。
「ラウレアーノが下がる。ラウレアーノがフェンス側に。ラウレアーノが取れない。オオタニが2ラン弾です」
敵地でテレビ中継していた「NBCカリフォルニア」の実況は名手ラウレアーノの必死のジャンプも及ばない豪快な一発をこう伝えると、言葉を失った様子。23秒間の沈黙を経て、現役時代にアスレチックスなどで活躍したレイ・フォッシー元捕手は「ショウタイムだ、みんな! ショウヘイ・オオタニ!」と絶叫。興奮を抑えられない様子だった。
フォッシー氏は「バランスがいいですね。重心のシフトが素早い。とてもうまくやってのけました。左中間にかっ飛ばしました」と大谷の打撃フォームを称賛した。
相手先発右腕モンタスは今季7勝2敗、防御率2.83と大活躍していた。大谷の一撃がモンタスにとっては4月10日の敵地オリオールズ戦以来の1発。54イニング、打者229人相手に本塁打ゼロに抑えていたデータを紹介すると、「これは凄い」とフォッシー氏も唸るしかない様子だった。
(Full-Count編集部)