マチャドが驚異の“スピン鬼肩”送球「彼はどこでもどんな送球でもできる」
遊撃で華麗な美技、難しい体勢からの送球も「とても簡単そうに見せる」
■フィリーズ 7-5 パドレス(日本時間6日・サンディエゴ)
パドレスのマニー・マチャド内野手が5日(日本時間6日)、本拠地フィリーズ戦で圧巻の美技を見せた。二遊間へのゴロを捕球すると、華麗に回転しながら一塁に送球。難しい体勢から投げたボールはダイレクトで一塁手のグラブに収まりアウトとなった。おなじみの“鬼肩”送球の動画をMLB公式サイトが公開すると、ファンから「どこでもどんな送球でもできる」と脱帽の声が上がっている。
初回にいきなり魅せた。2死走者なしの場面。セグラの打球がグラウンダーで二遊間へ飛んだ。遊撃のマチャドはこの打球に追いつくと、そのまま斜め後ろにステップしながら横に回転。スピンしながら一塁にボールを送った。
二塁ベース後方からの難しい送球となったが、“鬼肩”の持ち主からのボールはダイレクトで一塁手のグラブへ。セグラはギリギリでアウトとなった。
MLB公式ツイッターは、このプレーの動画を「マチャドは良い動きをしている」と公開。すると、ファンからは「この男はどこでもどんな送球でもできる」「なんて送球」「スムーズ」「史上最高」「とても簡単そうに見せる」などとコメントがついた。さらに、相手のフィリーズにはマチャドと同じくオフにFAで大型契約を結んだハーパーがいるとあって、「ハーパーよりもずっと良い」という声も上がった。
打率.250、10本塁打、31打点と打撃はまだまだだが、スランプのない守備では度々美技を見せているマチャド。まだまだ見せ場を作ってくれそうだ。