銃撃受けたオルティス氏、医師に「私を死なせないで」地元メディア伝える
腰付近を撃たれたオルティス氏はICUに入り、容体は安定している
通算541本塁打を誇る元レッドソックスの強打者デビッド・オルティス氏が母国ドミニカ共和国で銃撃を受けた。オルティス氏は首都サントドミンゴ近郊のクラブで銃撃され、病院に搬送された。英雄を襲った銃撃事件のニュースに、MLB公式サイトをはじめとする米メディアは一斉にこれを報じた。
オルティス氏は背後から腰付近を撃たれて重傷を負った。命に別状はない模様だが、米メディアの伝えたところによると、一部の臓器を部分的に取り除くなどの処置がとられたよう。ICU(集中治療室)に入り、容体は安定しているという。
メジャーの現役選手やOBたちも声明を発し、オルティス氏の無事と回復を願う声が次々に上がっている。そんな中、ドミニカメディア「Hoy Digital」のディオニシオ・ソルデビラ氏は自身のツイッターでオルティス氏についてレポート。「デビッド・オルティスが緊急治療室の医師へ伝えた『私を死なせないでほしい。善良な人間なんだ』」と、オルティス氏が医師へ語った言葉として伝えた。
(Full-Count編集部)