大谷翔平が前田健太に「ド派手に勝利」 最近7戦4発にLAメディア「ヒートアップ」

初回にドジャース・前田健太から7号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回にドジャース・前田健太から7号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

前田から右中間へ弾丸ライナー弾「バトルをド派手な形で勝利」

■エンゼルス 5-3 ドジャース(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地ドジャース戦に「3番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、初回の第1打席で前田健太投手から先制7号ソロを放った。大谷は4打数2安打1打点で今季初盗塁も決め、2連勝に大きく貢献。ドジャース戦を地元で中継するテレビ局「スポーツネットLA」も日本人対決に注目し、「マエダ対オオタニ、パート1はド派手にオオタニ勝利」と伝えている。

 地元ロサンゼルスでも日本人対決が話題の中心だった。スポーツネットLAでは試合の中継開始から2人の今季のハイライト映像を大特集。

「日本のスーパースターは今やメジャーリーガーに。ドジャース4年目のケンタ・マエダとエンゼルスで2年目のショウヘイ・オオタニです。今夜、メジャーリーガーとして2度目の直接対決です」

 実況はこう盛り上げた。そして、1回2死走者なしの場面で、注目の瞬間はやってきた。フルカウントから甘く入ったスライダーを大谷が完璧に捉えた。

 飛距離416フィート(約126.7メートル)、打球速度108マイル(約173.8キロ)、打球角度21度、最高到達点60フィート(約18.3メートル)の弾丸ライナー弾。実況は「マエダ対オオタニ、パート1ですが、右翼深部へのライナーだ。オオタニがこのバトルをド派手な形で勝利しました。ケンタ・マエダからソロショットです!」と興奮を隠しきれない様子でまくしたてた。

 今季好調だった日本人右腕をいきなり打ち砕く一発。日本人対決はいきなり大谷に軍配が上がったとドジャースメディアも認めるしかない様子だった。

「オオタニはここ7試合で4本塁打です。本当にヒートアップしてきましたよ。今季2か月目に突入しています」

 昨年10月にトミー・ジョン手術を受け、リハビリを進めた大谷のメジャー復帰は5月7日(同8日)の敵地タイガース戦だった。“開幕”1か月で昨年の新人王のバットが豪快な当たりを連発している。

(Full-Count編集部)

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