3000安打へ「2」のイチロー、102年の歴史誇る球場で史上2人目快挙なるか
三直で2998安打のまま、リグレー・フィールドで3000安打ならミュージアル以来
1日(日本時間2日)の敵地カブス戦に代打で出場し、三直に終わったマーリンズのイチロー外野手。メジャー通算2998安打で、史上30人目の3000安打へ残り2本のままとなっている。
マーリンズは31日(同1日)に本拠地10連戦が終わり、この日からシカゴで3連戦がスタートした。外野フェンスにツタが生い茂っていることでも有名な敵地リグレー・フィールドは、1914年開場の伝統ある球場。MLBではボストンのフェンウェイ・パークに続いて2番目に古いスタジアムだが、ここで3000安打を達成したのは過去にスタン・ミュージアル(カージナルス)の1人のみ。イチローが節目の一打を放てば、102年の歴史で2人目の快挙となる。
この日の試合では、イチローは5点を追う7回1死一塁で登場。代打で打席に立つと、敵地リグレー・フィールドの4万937人の大観衆から総立ちで歓声を送られた。右腕ヘンドリックスから痛烈なライナーを打つも、三塁手ブライアントがキャッチ。飛び出していた一塁走者のエチャバリアが刺され、併殺となった。これで8打席連続ノーヒット。金字塔を目前にして、足踏みが続いている。