「アウトを取れる気配なかった」サイクル安打の大谷に3安打浴びたレイズ左腕白旗
先制の3ランに始まり、二塁打、三塁打と浴び「彼には大きなダメージを与えられた」
■エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間14日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦で日本人メジャーリーガーとして初となるサイクル安打を達成した。初回にいきなり先制の3ランを放つと、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席でも三塁打を放って王手をかけ、7回の第4打席に中前安打。4打数4安打の大当たりで、エンゼルス史上7人目(8度目)の快挙を成し遂げた。
この日、レイズの先発はヤーブロー。大谷が苦手とする左腕だったが、初回にいきなり3ランを放つと、左中間を破る二塁打、右翼線への三塁打と次々に長打を放った。ヤーブローは6回を投げて5安打5失点。喫した安打のうち3本が大谷に許したもの。プホルスの2ランも大谷の三塁打後に生まれたもので、大谷は全5点に絡んだ。
ほとんど大谷1人にやられたヤーブローが脱帽のコメントを残している。米スポーツ専門局「FOXスポーツ・フロリダ」は試合後のヤーブローの談話を伝え「彼にとっては間違いなく非常に素晴らしい一日になったと思う。間違いなく良い打者だね。今日は彼からアウトを取れる気配もなかったんだ。彼には脱帽だよ。彼には大きなダメージを与えられてしまったね」と、まさに白旗の様子だった。
(Full-Count編集部)