大谷サイクル安打にエ軍OBは記念球の行方に注目「みんな、あの球が欲しい」
通算132勝を挙げた解説グビザ氏はサイクル安打達成球の行方に注目
■エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間14日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、日本人初のサイクル安打を達成した。敵地・レイズ戦で「3番・指名打者」で2試合先発出場し、初回の第1打席で先制8号3ラン。3回の第2打席で左中間二塁打、5回の第3打席で右翼線三塁打を放つと、7回の中前打で偉業を達成した。メジャー通算132勝のエンゼルスOBはサイクル達成直後にプライスレスな記念球の行方に注目。「みんな、あのボールが欲しい。あのボールが必要だ」と興奮気味に語っている。
7回の第4打席。レイズの右寄りシフトを破る、中前打で華麗にサイクルを達成した大谷。地元ロサンゼルスで試合を中継する「FOXスポーツ・ウェスト」で解説を務める、マーク・グビザ元投手は意外なところに注目した。
偉業達成で敵地にスタンディングオベーションが巻き起こる中、グビザ氏は「みんな、あのボールが欲しい。あのボールが必要だ!日本人初のサイクルヒットです、ショウヘイ・オオタニ!」とまくし立てた。
エンゼルスOBはキアマイヤー外野手がキャッチしたプライスレスな記念球に注目していた。大谷マニアなら垂涎の逸品。オークションでとんでもない値がつきそうな白球だが、係員が「記念球認定」のシールを貼るシーンも中継され、無事エンゼルスに届けられた。
「素晴らしい打撃が続きます。ショウヘイ・オオタニ。ギャップに飛ばしました。チームメートも愛していますよ」
ダグアウトで大谷の偉業を喜ぶチームメートの姿に、大谷愛溢れるOBも胸を熱くした様子だった。
(Full-Count編集部)