大谷は「逆方向に強烈な打球を打ち続けてる」 153キロ左前打をエ軍OBも称賛
サイクル安打翌日の第1打席にヒット「またしても反対方向に」
■レイズ – エンゼルス(日本時間15日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レイズ戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。初回の第1打席で、昨季のサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手からヒットを放った。左翼手のグラブを弾く強烈な打撃にエンゼルスOBの元投手、マイク・グビザ氏は「またしても反対方向に強烈な打撃!」と絶賛している。
前日に日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を達成した男の勢いは止まらなかった。
大谷は初回、ツーベースのトラウトを二塁に置き、1死二塁で打席へ。1ボールから直球を捉え、ライナーでレフトへ運んだ。打球速度95マイル(約153キロ)の痛烈な打球をスライディングした左翼手のメドウズは捕球できず、記録はヒットとなった。
ロサンゼルスで試合を中継している地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」では、解説を務めるメジャー通算132勝のグビザ氏が「またしても反対方向にうまく打ちましたね! 反対方向に強烈な打球を打ち続けています!」と称賛。サイクル安打を達成した前日の第1打席では左中間へ弾丸ライナーの3ランを放つなど、逆方向に強打を放ち続ける大谷の“らしい”一撃を、高く評価していた。
大谷は、続くプホルスの打席で今季2つ目の盗塁も記録。プエーロの適時打で生還し、チームに2点目をもたらした。絶好調男がエンゼルスを牽引している。
(Full-Count編集部)