サイクル大谷を通算521発の米殿堂入り大砲が最高級評価「偉大でなくエリートだ」
ホワイトソックスなどでメジャー通算521本塁打のフランク・トーマス氏が打者・大谷を称賛
■レイズ 9-4 エンゼルス(日本時間15日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レイズ戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。初回の第1打席で昨季のサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手から左前打を放つと、2回の第2打席は満塁で押し出し四球を選び、7打席連続出塁した。前日には日本人メジャーリーガー史上初となるサイクル安打を達成した大谷に、メジャー通算521本塁打のフランク・トーマス元内野手は「彼はいい打者でも、偉大な打者でもなく、エリートヒッターなんだ!」と最上級の称賛を寄せている。
右肘靱帯損傷手術の影響で打者専念となる二刀流のスーパースター。今季は一刀流でセンセーションを湧き起こしている。
MLB公式ツイッターでは「ショウヘイはスペシャル」というメッセージと、ダグアウトで凄まじいドヤ顔で上腕二頭筋をパンプアップする大谷の動画をアップ。それとともに、メジャー屈指のスラッガーとして殿堂入りを果たしているトーマス氏が大谷を称賛する動画を紹介している。
「彼はいい打者というわけでも、偉大な打者というのでもなく、エリートヒッターなんだ! 彼はラインナップに入ると、チームを牽引してくれる」
ホワイトソックス時代にMVPに2度選出されたトーマス氏は2014年に米野球殿堂入りを果たしたレジェンド。打者としてのみならず、打線のリーダーとしても最上級の称賛を受けた大谷の米国での評価は高騰を続けている。
(Full-Count編集部)