大谷翔平、快足見せるも4戦ぶり無安打 エ軍は21戦連続無敗の右腕から勝利
大谷は4の0で3戦連続安打でストップ、レイズ右腕モートンは無敗記録が「21試合」で止まる
■エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間16日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地レイズ戦に「3番・DH」で4試合連続スタメン出場。3つの内野ゴロはいずれも快足を飛ばしてギリギリのタイミングだったが及ばず、4打数無安打で4試合連続安打はならなかった。それでも、チームは5-3で勝利。相手先発右腕の昨年から続く連続無敗記録を21試合で止めた。
レイズ先発モートンは今季8勝無敗、防御率2.10、アストロズ時代の昨年8月17日(同18日)アスレチックス戦からレギュラーシーズン21登板連続負けなしの難敵。大谷は初回、2死走者なしで高めへの96マイル(約155キロ)の直球に空振り三振に倒れた。
エンゼルスは2回にフレッチャーの2ランなどで2点を先制。大谷は3回1死走者なしはボテボテの三ゴロに快足を飛ばすも、ギリギリでアウト。4回にボーアのソロ弾で4-0とリードを広げて迎えた5回は、2死走者なしで二塁へのゴロを打ち、またもギリギリのタイミングでアウトとなった。
エンゼルスは6回に先発スアレスがディアスに3ランを浴び、1点差に。大谷は8回、1死走者なしで3番手の右腕ファリアと対峙。ピッチャーが代わったが、カウント2-2からスプリットを打ちニゴロ。ここも快足を飛ばしたがわずかに及ばず、この日は4打席でヒットが生まれなかった。
しかし、チームは続くスミスがソロ弾を放ち、貴重な追加点を奪取。逃げ切りに成功し、4連戦の3戦目を取って2勝1敗とした。レイズ先発モートンには今季初、実に22試合ぶりの黒星がついた。
大谷は11日(同12日)に前田健太から先制弾を放つなど2安打をマークすると、13日(同14日)には日本人メジャーリーガーとして初のサイクル安打を達成。14日(同15日)もヒットを打っていたが、連続安打は「3試合」でストップ。今季は33試合出場で打率.271、8本塁打、27打点、2盗塁となった。
(Full-Count編集部)