大谷翔平、脚力輝く1日に 盗塁、内野安打、快足二塁打…エ軍OBは「素晴らしいスピード」
初回に盗塁を決め、内野安打と二塁打と脚を生かしたプレーが随所に
■エンゼルス 11-6 ブルージェイズ(日本時間20日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で8戦連続でスタメン出場し、今季14度目となるマルチ安打をマークした。2回の第2打席で高いバウンドの一塁ゴロを内野安打とした大谷の脚力に、メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「彼には素晴らしいスピードがある」と称賛した。
二刀流のスーパースターが誇る3つ目の武器が敵地トロントで発揮された。トラウトの2ランの直後に立った2回の第2打席では一塁への内野安打。高いバウンドのゴロを快足を飛ばして安打として2試合、7打席ぶりの安打を足で稼いだ。
エンゼルスの地元ロサンゼルスで中継しているテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルス元投手のマーク・グビザ氏は「オオタニには素晴らしいスピードがあります。時に、一塁線上をどれだけ速く駆け抜けるのか。彼のストライドで、内野ヒット獲得ですよ」と唸るように語った。
この日は初回に今季3個目の盗塁を決め、6回の第4打席では左前への当たりを、俊足を武器に二塁打に変えた。打つ、投げるだけでなく、スピードでも強烈なインパクトを残した大谷の脚力にエンゼルスOBも改めて脱帽していた。
(Full-Count編集部)