【高校野球】プロ注目の常総学院・鈴木昭が8回途中無失点の好投 選抜の悔しさ晴らす

打線も初回から爆発、温存していた近江のエース京山を引きずり出す

 プロ注目の常総学院(茨城)の左腕・鈴木昭汰投手が、9日の甲子園大会3日目の第4試合・近江(滋賀)戦に先発し、7回1/3を投げて6安打無失点の好投で、夏初勝利を挙げた。試合は常総学院が11-0で初戦突破を決めた。

 鈴木昭は初回から緩急つけた丁寧な投球で近江打線を封じた。今春の選抜では、力みから失点につながり、鹿児島実を相手に8回4失点で初戦敗退。球速も球のキレも増して、甲子園に帰ってきた。

 打線も近江投手陣に初回から襲いかかった。4番花輪のタイムリー、5番清水のスクイズで2点。先発の近江・深田を早々にKOし、こちらもプロ注目の145キロ投手、エース京山を引きずり出した。常総打線は京山も攻め、2番有村が左越え本塁打を放つなど、7回までに10得点を奪った。

 勝利した常総学院は、大会8日目の第2試合でプロ注目の強打者、高校通算68発男の今井のいる岐阜・中京と対戦する。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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