愛知キャプテン寺部、地元で通算100打点「とても濃い最高の一日で幸せ」
愛知は移転後最多得点となる16得点。今季初の2桁得
女子プロ野球・夏季リーグが23日、愛知県・豊橋市民球場で行われ、愛知ディオーネは16-3で京都フローラに大勝した。
前の試合で連敗を5で止めた愛知は里綾実、京都は三輪裕子が先発した。愛知は1回、制球が定まらない三輪を攻め立て、2者連続の押し出し四球で2点を先制。2番手の植村からも8番御山が2点打を放つなど初回に5点を奪った。
愛知は4回1死満塁から敵失の間に2点を追加。西川、星川、代打・太田にも適時打が飛び出し、2死一塁では寺部が右越えへ。プロ通算100打点となるメモリアル打となった。
愛知は移転後最多得点となる16得点。今季初の2桁得点と猛攻を見せ、夏季リーグ初の連勝。メモリアル打を放ち、勝利に貢献したキャプテン寺部には試合後チームメイトから歓喜のウォーターシャワーも浴びせられた。寺部は「あと1打点というのは知っていたので、チャンスがあればと意識していましたが、この地元で、たくさんの方が応援してくれていた中で、達成出来たことがなにより本当に嬉しかったです」と笑顔。
「やはり試合に勝つということがこれだけ嬉しいことだというのを身にしみて感じています。特に今日は本当にたくさんの方が球場に足を運んで、応援してくれて、わたしたちの力になっていました。応援ありがとうございました。とても濃い最高の一日になり、幸せです。今後は、最終回に点を取られることや、あと一歩というところで追いつかれたり、詰めが甘くなってしまうことが多々あるので、しっかり勝ちきれるようにチームでやっていきたいと思います。」と笑顔で語った。
地元の少年少女を中心に2,300人を超える観客が詰めかけたスタンドに多くの笑顔を届けた愛知。夏季リーグの巻き返しはまだこれからだ。
日本女子プロ野球リーグ