大谷翔平も候補の1人に…米記者が“珍提言”、球宴で「ベーラン競争」をやるべき!?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷のホームラン競争出場に期待が高まるが…ベーラン競争も「紛れもなく素晴らしい」!?

 エンゼルスの大谷翔平投手は、7月9日(日本時間10日)にクリーブランドで開催される米オールスターのファン投票でア・リーグDH部門4位に終わり、最終投票に進むことはできなかった。一方で、本戦前日の8日(同9日)に行われるホームランダービー出場への期待は高まっており、米テレビ局「CBSスポーツ」など複数メディアは「オオタニを招待すべき」とMLBに“進言”した。

 そんな中で“異論”を唱える米メディア関係者も……。MLB公式サイトのレポーターを務めるライル・スペンサー氏はツイッターで「ホームラン競争よりもよっぽどエキサイティングなもの。それは、トラウト、ベリンジャー、(ビリー)ハミルトン、(ディー)ゴードン、オオタニ&他に3人の足自慢の選手によるベースランニング競争だ。紛れもなく素晴らしい」とつぶやいた。

 フリー打撃で特大弾を連発するなど、メジャーの猛者も脱帽するようなパワーを持つ大谷。一方で、渡米後にパワーと同じように驚かれたのが、そのスピードだ。ベースを疾走する姿を見たライバル球団のスカウトが、「スカウティング・グレード」で大谷のスピードに「満点」の評価を与え、「大谷はとんでもなく速い」と評したこともあった。

 ロイヤルズのビリー・ハミルトン外野手、マリナーズのディー・ゴードン内野手はメジャーを代表する韋駄天。大谷の同僚のマイク・トラウト外野手も塁間を圧倒的なスピードで駆け抜けることで知られる。さらに、今季打撃絶好調のコーディ・ベリンジャー外野手(ドジャース)も、長打力だけではなくて圧倒的なスピードを誇る。そこに大谷を加えて“ベーラン競争”をしたほうが面白いというのだ。

 確かに、オールスターのイベントとしてこれが実現すれば、盛り上がること間違いなし。いつか見てみたいものだが……。

(Full-Count編集部)

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