【高校野球】松山聖陵アドゥワ、187球熱投もサヨナラ負け 北海は22年ぶり夏勝利

熱戦は9回サヨナラで決着

 12日に行われた第98回夏の甲子園大会6日第2試合で、37回出場の南北海道・北海が初出場の松山聖陵を9回サヨナラ、2-1で下した。

 先制したの北海。松山聖陵のエース右腕で、ナイジェリア人の父、日本人の母を持つ長身右腕アドゥワ誠に対し、2回に2死一、二塁とチャンスを作ると2番菅野が中堅へ先制タイムリー。その後は北海のエース大西とアドゥアの投げ合いになった。

 6回には松山聖陵が反撃。四球で出た3番河端を塁に置き、4番の稲葉がタイムリー三塁打。試合を振り出しに戻した。

 迎えた9回、北海は2死一、三塁から1番の小野がサヨナラタイムリー。北海は22年ぶりの夏勝利となった。注目の右腕・アドゥワの球数は187球の熱投を見せたが、最後の最後で力尽きた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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