大谷翔平、驚異の量産態勢に米記者驚愕「直近17試合で7本目だ」
第2打席で2年連続2桁本塁打となる10号2ランを放つ
■エンゼルス – アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で3試合連続でスタメン出場し、2年連続2桁本塁打となる10号2ランを放った。3回の第2打席で今季10号の本塁打を放ち、日本人では松井秀喜氏以来、5人目となる2年連続2桁本塁打とした。
第1打席はアンダーソンの前に、内角低めの際どいボールで見逃し三振に倒れた大谷。待望の一発は3回1死一塁での第2打席に生まれた。1ボール1ストライクからの3球目、内角低めの難しいボールを腕を畳みながら捉えると、打球は中堅の頭上を超えスタンドへと飛び込んだ。
9試合ぶりとなる豪快弾に本拠地のファンは熱狂。出場9試合ぶりの一発で、ルーキーながら22本塁打を放った昨季に続く2年連続2桁本塁打を達成した。昨季の51試合を上回る44試合目での2桁本塁打到達となり、日米通算80本目の本塁打となった。
大谷の豪快な一発を米メディア、そして米記者たちも次々と速報した。米メディア「スポルティングニュース」は公式ツイッターで「(カルフーンのホームランに続いて)またしてもロックに当たる一打。今回はショウヘイ・オオタニだ」とレポート。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「ショウヘイ・オオタニは直近17試合で7本目のホームランだ」「昨シーズンは、ショウヘイ・オオタニは10号を決めるのに8月3日までかかった。(今季は)4月を全休しているにかかわらず、ショウヘイ・オオタニは2019年の10号を6月27日に決めた」と自身のツイッターに立て続けに投稿。驚異の量産ぶりに驚愕した。
また、米スポーツ専門局「ESPN」の人気ニュース番組「スポーツセンター」のツイッターも「ショウヘイ・オオタニが5月7日に復帰してから10本目のホームランを放つ。今月で7本目となるオオタニのホームラン」と、自身最多の月間7発目となった大谷の好調ぶりを伝えていた。
(Full-Count編集部)