大谷翔平、今季5度目猛打賞 ノーヒッター&左腕攻略で打率.301に エ軍は連勝止まる
6月は絶好調、86打数30安打7本塁打20打点で打率.349
■アスレチックス 7-2 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、4打数3安打で今季5度目の猛打賞とした。4回の第2打席で5試合連続安打となる右前打を放つと、第3打席で三塁内野安打、そして8回の第4打席では右中間を破る二塁打。打率は.301となり、ついに3割を突破した。エンゼルスは7-2で完敗し、連勝は4でストップした。
初回1死一塁で迎えた第1打席は左直に倒れた大谷だったが、5点ビハインドの4回先頭で迎えた第2打席では、5月にノーヒットノーランを達成したファイアーズのスプリットを右手一本で捉えて右前安打。6月に入って好調を維持している大谷は、5試合連続安打で、自身最多を更新する月間28安打目とした。
さらに5点ビハインドで迎えた6回の第3打席。フルカウントから、再びファイアーズが投じた外角高めのボールを捉え、三塁線への鋭いゴロ。快足を飛ばした大谷は悠々のセーフとなり、三塁内野安打。2試合ぶり今季16度目のマルチ安打とした。
8回の第4打席では左キラーの左腕ブクターが投じたフルカウントからの6球目を捉え、二塁打。打球速度110マイル(約177キロ)の弾丸ライナーで右中間を真っ二つに抜き、今季5度目の猛打賞とした。6月は絶好調で、この日の3安打で86打数30安打7本塁打20打点となり、打率.349に。今季の50安打目となり、166打数50安打で打率.301と3割に届かせた。
エンゼルスは先発の“オープナー”ラミレスが2失点。2番手ペーニャ、3番手バードと次々に失点を重ねてリードを広げられて完敗。連勝は4でストップし、再び貯金「1」に逆戻りとなった。
(Full-Count編集部)