大谷翔平の右手一本11号に名物実況驚愕「ビッグフライ! ほぼ片手で!」
4回の第2打席で低めカーブに泳がされながらも11号ソロ
■アスレチックス 12-3 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6月30日(日本時間1日)、本拠地のアスレチックス戦で「3番・指名打者」で6試合連続スタメン出場。4回の第2打席で3試合ぶりの右中間11号ソロを放つと、8回の第4打席で今季初の1試合2発となる12号ソロを放った。エンゼルスは3-12で敗れて3連敗。借金1となった。
技ありの一発だった。2点を追う4回先頭。2ボール2ストライクから、先発右腕・バシットのカーブを右手一本でバットに乗せた。右中間スタンドへの11号ソロは27日のアスレチックス戦以来3試合ぶりの一発。飛距離391フィート(約119.2メートル)、打球速度102マイル(約164.2キロ)、角度36度、最高到達点123フィート(約37.5メートル)。スタンドまで6.0秒と滞空時間の長い一発だった。
地元放送局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況、ビクター・ロハスさんも、この右手一本弾に大興奮だった。
「右中間に打球が上がりました。ラウレアーノがウォーニングトラック、そしてフェンスまで打球を追います! 入りました! ビッグフライ、オオタニさん! ほぼ片手(での一打)でした! エンゼルスが得点し、2-1でオークランドリードとなっています」
10点差となった8回先頭の第4打席では5番手右腕ブルックスから右越え12号ソロ。飛距離447フィート(約136.2メートル)、109マイル(175.4キロ)、角度24度の豪快弾。1試合2本塁打は今季初めてで、通算3度目。昨年9月5日の敵地レンジャーズ戦以来298日ぶりだった。6月を打率.340、9本塁打、22打点の好成績で終えた大谷。オールスター戦には選出されなかったが、7月も名物実況を熱狂させる猛打を期待したいところだ。
(Full-Count編集部)