大谷翔平、本塁打の“連勝神話”止まる 米メディア、136M特大弾も「大きな意味持たず」

本拠地アスレチックス戦で2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地アスレチックス戦で2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

1日の本拠地アスレチックス戦で11号ソロ、12号ソロ 298日ぶりの1試合2発

■アスレチックス 12-3 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6月30日(日本時間1日)、本拠地のアスレチックス戦で「3番・指名打者」で6試合連続スタメン出場。4回の第2打席で3試合ぶりの右中間11号ソロを放つと、8回の第4打席で今季初の1試合2発となる12号ソロを放った。

 2点を追う4回先頭、先発右腕・バシットのカーブを右手一本でバットに乗せ、右中間スタンドへの11号ソロ。8回先頭では5番手右腕ブルックスから今季最長の飛距離447フィート(約136.2メートル)の右中間12号ソロを放った。1試合2本塁打は今季初めてで、昨年9月5日の敵地レンジャーズ戦以来298日ぶり通算3度目だ。

 エンゼルスは3-12で敗れて3連敗。借金1となった。AP通信は「オオタニが4回と8回に本塁打を放ち、キャリア3度目のマルチホームラン」と伝えたものの、チームは8回の7失点が響いて大敗。「8回のオオタニによる一発は大きな意味を持たなかった。しかし、その一発はライトスタンドに飛び込む447フィートの飛距離だった」と今季最長136メートル弾に衝撃を受けた様子だった。さらに、「(昨年の)ア・リーグ新人王は5月7日の今季初出場から既に12本塁打35打点を記録している」と躍動ぶりを伝えた。

 地元紙「マーキュリー・ニュース」は「4回にエンゼルスは1点返した。この日2ホームランを放ったショウヘイ・オオタニの1本目のソロによるものだった。しかし、アスレチックスは5回にチャップマンの3ランでやり返した」と戦況を淡々と伝えた。大谷が本塁打を放った試合は6連勝中だったが、その連勝もストップ。1日のレンジャーズ戦を仕切り直しの一戦としたいところだ。

(Full-Count編集部)

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