【高校野球】作新学院・今井が3戦連続完投、5年ぶり4強 早川との関東好投手対決制す
木更津総合の早川は今大会初失点で敗退、9回に今夏最速タイ152キロを計測の今井に軍配
第98回夏の甲子園大会12日目第4試合が行われ、今夏最速の152キロ右腕・今井を擁する作新学院(栃木)が木更津総合(千葉)を3-1で下し、2011年以来のベスト4進出。エース右腕・今井が9回125球を投げ切って木更津総合打線から9三振を奪い、6安打1失点に抑えて3戦連続完投勝利を飾った。
作新学院は初回、3回戦の花咲徳栄(埼玉)戦でも本塁打を放った3番・入江が3戦連発となる先制本塁打。3回には2番・山ノ井にも2ランが飛び出した。木更津総合のエース左腕・早川はここまで2完封していたが、序盤に3点をもぎ取った。
先発・今井は9回に今夏最速タイ152キロを計測した直球と変化球を駆使して、木更津総合打線を封じた。
今大会初失点を喫した木更津総合の早川は、選抜の準々決勝で敗れた秀岳館(熊本)へのリベンジを目指していたが、叶わず。初の夏4強入りはならかった。
作新学院は20日の準決勝で明徳義塾(高知)と対戦する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count