楽天平石監督、鷹和田に脱帽 同じ“松坂世代”に抑えられ「コントロールが良かった」

楽天・平石監督【写真:荒川祐史】
楽天・平石監督【写真:荒川祐史】

和田の前に4安打無失点に封じられ、好投の岸を援護できず

■ソフトバンク 4-1 楽天(3日・ヤフオクドーム)

 楽天が引き分けを挟んで5連敗を喫した。3日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。先発の岸が6回まで無失点と好投しながら、7回に痛恨の満塁弾を被弾。打線もソフトバンク先発の和田を打ち崩せずに敗れ、ソフトバンクとの差は4ゲームに広がった。

 先発の岸は6回まで無失点と好投していたが、1球に泣いた。7回1死満塁で甘くなった真っ直ぐをデスパイネにスタンドまで運ばれた。痛恨の一発となったが、平石洋介監督は「立ち上がりから特別よかったということはない。修正してしっかり抑えてくれた。しょうがない。頑張ってくれた」と右腕の力投をたたえた。

 打線は和田の前に4安打に抑え込まれ、反撃は9回の島内のソロの1点のみに終わった。平石監督は同じ“松坂世代”の左腕に対し「コントロールよかった。インサイドもそうだし、抜き球も丁寧に投げていた。手元でピュッとくる」と脱帽していた。

 交流戦明けはいまだ白星なし。ソフトバンクとは4ゲーム差となったが、指揮官は「下を向いていたら一緒。明日また試合があるんで前を向いていく。下を向く必要はない」と気持ちを切り替えていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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