大谷の驚愕二塁打に名物解説興奮「見てきた中で最高の反対方向へのパワー」

敵地でのレンジャーズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
敵地でのレンジャーズ戦に先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

8回先頭で左越えへ二塁打「スイングに一切の無駄がない。あそこまで強烈に打つのはとても困難」

■エンゼルス 6-2 レンジャーズ(日本時間4日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。二塁打2本を放ち、今季18度目のマルチ安打とした。8回先頭打者で放った強烈なレフトオーバー弾に、メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「私が見てきた中で最高の反対方向へのパワー」と驚愕している。

 レフト方向に規格外のパワーを炸裂させた。8回先頭で打席に立った大谷は1ボールから右腕バルデスの外角低めへのツーシームを捉えた。

 打球はグングンと伸び、必死に追う左翼手カルフーンの頭上を越えた。2打席連続の二塁打に大興奮だったのは地元ロサンゼルスで中継している「FOXスポーツ・ウエスト」の解説者、マーク・グビザ元投手だった。

「彼の反対方向へのパワーは私が今まで見てきた中でも最高のものです! メジャーに来てまだ短期間ですが、ショウヘイ・オオタニは反対方向へボールを破壊するんです」

 レフト方向への強烈な打球に驚嘆していたグビザ氏は「うまく引きつけて、スイングに一切の無駄がありません。最大の力をボールに伝えています。反対方向の二塁打で、速度は99マイルだ! 外角のコーナーのボールでした。あのコースのボールを、あそこまで強烈に打つことはとても困難です」と手放しで称賛していた。

(Full-Count編集部)

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