絶好調・大谷翔平を敵地中継局が特集 解説の元鷹左腕「究極的にいい打撃」
大谷は6月に打率.340、9本塁打、22打点 敵地実況「巨漢でフィールド全域に運べるパワーの持ち主」
■エンゼルス 6-2 レンジャーズ(日本時間4日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。6回の第3打席で右中間への痛烈な二塁打を放つと、8回の第4打席では左越え二塁打を放ち、4打数2安打1得点で6-2での勝利に貢献した。打撃好調の大谷について、敵地テキサスメディアは試合前に異例の特集。6月に打率.340、9本塁打、22打点を記録した打撃について「究極的にいい打撃」と絶賛している。
今季初のマルチ二塁打で、今季18度目のマルチ安打を記録した大谷。絶好調の打撃に、敵地テキサスで中継している「FOXスポーツ・サウスウエスト」は試合開始前にスポットライトを当てた。
実況を務める元ソフトバンクのCJ・ニコースキー投手は「打線を見ていきましょう。ショウヘイ・オオタニは二刀流ですが、現在は(昨オフに手術した右)腕の影響で打撃のみです。今年の登板はありませんが、彼は先月、究極的にいい打撃を見せていました」と絶賛した。
すると、実況のトム・グリーブ元外野手は「昨季も先発ローテーションに入りながら、素晴らしい打撃でした。22本塁打を記録しました。今季は打撃専念で、まとめてきています。ここ26試合で打率は4割近い。9本塁打。21打点。巨漢でフィールド全域に運べるパワーの持ち主です。サイクルを記録した初の日本人です」と高く評価した。
試合開始前の過去26試合の成績を紹介。打率.384、9本塁打、21打点。そして、長打率と出塁率を加えたOPSという指標では1.210という凄まじい数字を叩き出しているデータを紹介。0.900で最高級評価とされるOPSで、大谷の指標はあまりに突き抜けていた。
この日は強烈な二塁打2本で更に成績を上げることに。無双モードの大谷は、敵地メディアからも大注目されている。
(Full-Count編集部)