大谷翔平「3番・DH」で2戦連続スタメン 最近9試合は打率5割&3本塁打と絶好調

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

前日は今季初の“マルチ二塁打”、ベテラン右腕リンからホームランなるか

■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間5日・アーリントン)

 エンゼルスは4日(日本時間5日)の敵地レンジャーズ戦(同午前9時5分開始)のスタメンを発表し、大谷翔平投手は「3番・DH」で2試合連続スタメンに名を連ねた。4試合連続安打、3試合ぶりの一発に期待がかかる。

 大谷は3日(同4日)の同戦で今季初の“マルチ二塁打”をマーク。6回の第3打席では打球速度105マイル(約169キロ)の痛烈なライナーで右中間を破る痛烈な二塁打、8回の第4打席では左越え二塁打を放った。8回には味方の左飛で二塁から三塁にタッチアップ。驚異的なスピードに敵地がどよめいた。

 6月23日(同24日)以降の9試合(スタメン7試合)は、28打数14安打の打率.500、3本塁打、4二塁打、5打点、6得点と絶好調。6月は打率.340、OPS(出塁率+長打率)1.091という圧巻の成績をマークし、月間9本塁打、32安打、22打点はいずれも自己最多だった。今季通算成績は49試合出場、打率.307、12本塁打、35打点、OPS.926となっている。

 エンゼルスは1日(同2日)にタイラー・スカッグス投手が遠征席のホテルで急死する悲劇があったが、チームは悲しみを乗り越えてそこから2連勝。44勝43敗の貯金1としている。大谷も3日(同4日)の試合後には「なんとかシーズンが終わった時に墓前にチャンピオンズリングを持っていけたらなと思います」と誓った。

 相手先発は32歳のランス・リン。メジャー通算231試合登板で92勝61敗、防御率3.61と実績十分の右腕で、今季も17試合登板で10勝4敗、防御率4.00の成績をマークしている。大谷は昨季、対戦経験があり、3打数1安打だった。今季初の1試合2本塁打を放った6月30日(同1日)のアスレチックス戦以来、3試合ぶりの一発は飛び出すだろうか。

【エンゼルス】
1(右)カルフーン
2(中)トラウト
3(DH)大谷
4(遊)シモンズ
5(一)ボーア
6(三)タイス
7(捕)ルクロイ
8(左)パーカー
9(二)レンヒーフォ
投手 キャニング

(Full-Count編集部)

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