「イチローのよう」 大谷翔平、技あり左前打&バット粉砕中前打に元レ軍GMが絶賛
第1打席で三塁線を破る左前打、第2打席ではバットを折りながら中前打を放った大谷
■レンジャーズ 9-3 エンゼルス(日本時間5日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。5打数2安打と今季19度目のマルチ安打を記録。第2打席でバットを折りながら放った中前打に元レンジャーズGMは「イチローのような打撃」と賛辞を送った。
内角の厳しい球にバットは真っ二つ…。それでも大谷の打撃技術が勝りボールは中前に弾んだ。3回の第2打席。相手先発リンの95マイル(約153キロ)の直球にバットを粉砕されながらもセンター前に運ぶヒットで今季19度目のマルチ安打を記録した。
これには敵地テレビ局「FOXスポーツ・サウスウエスト」の実況を務める元ソフトバンク左腕のCJ・ニコースキー氏も「ショウヘイ・オオタニがまた逆方向にヒットを打ちました」と称賛。解説を務めた元レンジャーズGMでメジャー経験もあるトム・グリーブ氏は「イチローのような打撃です。第1打席では6インチ外の球でゴロを打ちました」と、大谷の打撃技術を絶賛していた。
これで大谷は今季50試合に出場し打率.310、12本塁打、35打点。25歳の誕生日を迎える現地時間5日にはアストロズと対戦。バースデーアーチにも期待がかかる。
(Full-Count編集部)