大谷はバースデー弾　エ軍に3被弾のバーランダー脱帽「彼らはいいスイングをした」

大谷に加え、カルフーンとシモンズもアーチを放ったエンゼルス

■エンゼルス 5-4 アストロズ（日本時間6日・ヒューストン）

　5日（日本時間6日）に行われた敵地アストロズ戦で25歳の誕生日を祝うバースデー弾を放ったエンゼルスの大谷翔平投手。「3番・DH」で出場すると、第2打席でアストロズの剛腕ジャスティン・バーランダー投手から13号ソロを中堅へと運んだ。

　初回の第1打席は空振り三振に倒れていた大谷。カルフーンの19号2ランで逆転に成功して迎えた3回2死走者なしで、この日の2打席目に立つと、豪快な一発が飛び出した。1ボールから高めの95マイル（約153キロ）の直球をフルスイング。打球速度108マイル（約174キロ）の打球は中堅フェンスを越え、リードを2点に広げた。

　メジャー通算214勝を誇る剛腕からの圧巻の13号ソロ。4試合ぶりの本塁打は、バーランダーから放った昨季に続く2年連続の本塁打となった。エンゼルスはこの日、カルフーン、大谷、そして6回にはシモンズにも4号ソロが飛び出し、バーランダーに対して3本の本塁打を浴びせて4点を奪い取った。

　大谷のバースデー弾をはじめ、3被弾を食らったバーランダーは試合後に「本塁打を打たれないよう、もっと良い投球をしなければならない。今季はずっとそうだ。本当にここ4、5登板そうだよ。克服する方法を見つけなければならない」とコメント。エンゼルス打線については「彼らは良いスイングをして打った。狙ったところに投げたよ。シモンズへの球は、スライダーが少し高くなってしまった」と語った。

　また、アストロズのAJ・ヒンチ監督は「彼らは高めの球に何度か良い打撃をした。相手（エンゼルス）は彼（バーランダー）に対する良いゲームプランを持ち、高めの直球に良い打撃をした。ただ本塁打を防げなかった。JV（バーランダー）はゾーンを広く攻めていた。制球がとても良かった」と振り返っていた。

（Full-Count編集部）