また豪快弾で… 米メディアが昨季開幕前の“大谷批判”を改めてバッサリ「彼らは愚か者」

アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

バーランダー撃ちの25歳誕生日弾に「オオタニは活躍しないだろうと言っていた人々を…」

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。相手エースのジャスティン・バーランダー投手から13号ソロを放ち、4打数1安打1打点で5-4での勝利に貢献した。圧巻の活躍を続ける大谷だが、昨季開幕前のスプリングトレーニングでは試行錯誤の末に成績が出ず、米メディアからは様々な批判も飛び出した。地元レポーターは当時の大谷バッシングを改めて振り返り、「彼らは愚か者だ」と一刀両断している。

 規格外の一撃だった。カルフーンの2ランで逆転した直後の3回2死走者なしの場面、大谷はバーランダーの高めの95マイル(約153キロ)直球をフルスイングで捉えた。メジャー通算214勝の右腕がマウンド上で思わず飛び上がりながら、大きく振り返ったほどの一撃。打球はセンターのフェンスを越えた。25歳の誕生日の祝砲を自ら上げた絶好調の大谷の勇姿に、地元メディア「フィーバースポーツTV」のレポーター、ジェフ・ジェゼウスキー氏はこうツイートした。

「ショウヘイ・オオタニは活躍しないだろうと言っていた人々を忘れてはいけない。彼らは愚かだ」

 昨季ア・リーグ新人王に輝いたオオタニだが、アリゾナ州テンピでのスプリングトレーニングでは苦しんだ。打率.125、防御率27.00とらしからぬ数字だったため、米メディアの一部が批判。だが、開幕直前に打撃フォームを改造し、足を上げなくなった大谷は、そこから打棒爆発。開幕直後にビッグフライを連発し、二刀流センセーションを巻き起こした。

 当時、開幕前に打撃を「高校レベル」と批判したことを米ヤフー・スポーツのジェフ・パッサン記者は潔く反省。異例の“謝罪コラム”を執筆したほどだった。ただ、的外れに終わった“大谷批判”を未だに忘れていない地元メディアもいるようだ。

(Full-Count編集部)

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