大谷翔平、ライバルチーム球宴右腕が前半戦を分析 「打者としての成長は目覚しい」
オールスターに選出されたアストロズのコール投手が大谷を分析
2019年シーズン前半戦を打率.303、14本塁打、38打点、OPS(出塁率+長打率).924と上々の成績を残したエンゼルスの大谷翔平投手。右肘靭帯再建手術の影響で今季は打者専念となっているが、ライバルチームのオールスター投手はスラッガー大谷を高く評価している。
「オオタニはとにかく優秀だよ。去年も今年も素晴らしい。打者としての成長は目覚しいね。完全にメジャーに慣れたんだろうね。手術から復活してくれたことは個人的にも嬉しいことなんだ」
こう語ったのはアストロズのゲリット・コール投手。豪腕は今季19試合先発で9勝5敗で防御率3.09と活躍している。大谷とは昨季直接の機会はなかったが、6日(日本時間7日)の本拠地戦で初対決。初回にナックルカーブを捉えられ、二塁打を打たれた。3打数1安打という直接対決になっている。
「彼に対するアプローチはとにかくベストピッチを投げること。隙を見せてはいけない。あとはチームのレポートを信じるしかない。まだ、彼とはまだ数打席しか対戦していないんだ。だから、感触を探っている段階でね。今の段階ではスカウティングに基づいた自分の攻め方を信じてやるしかないんだ」
オールスターでア・リーグ先発投手に選出されたアストロズのエース右腕ジャスティン・バーランダー投手からもバックスクリーンに“ビッグフライ”を放った大谷。アストロズも同地区のスラッガーに対して、綿密なスカウティングを行なっている様子。
リーグ屈指の右腕も最高のボールを心がけるほど、大谷の打撃はコールにとっても脅威に映っているようだ。
(Full-Count編集部)