球宴でもスカッグスを追悼 トラウト&ラステラは「45」で参加、全選手ユニにワッペン
試合前のセレモニーではスカッグスに黙祷を捧げる
■ア・リーグ – ナ・リーグ(日本時間10日・クリーブランド)
第90回MLBオールスターは9日(日本時間10日)、インディアンスの本拠地オハイオ州クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われる。
この日、全選手が着用するユニホームには背番号「45」のワッペンが縫い付けられた。7月1日(日本時間2日)に遠征先のテキサスのホテルで急逝したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手が背負っていた背番号だ。試合前にはスタジアム全体で黙祷が捧げられ、年に1度の球宴の場でも、突然、この世を去った左腕が追悼された。
このオールスターには、大谷翔平投手の所属するエンゼルスからはマイク・トラウト外野手が出場。トミー・ラステラ内野手は腓骨骨折のために試合は欠場するが、ユニホームを着用してオールスターに参加。2人はともに、この日はスカッグスの背番号「45」のユニホームを着用する。
エンゼルスの公式ツイッターも「オールスターゲームでタイラー・スカッグスへの敬意を捧げる。マイク・トラウトとトミー・ラステラはともに今夜45番を着用する」と発表。ファンからも「上品で特別な敬意」「これを許してくれたMLBを嬉しく思う」「野球がベストだ」「これは美しい。なんて素晴らしい敬意」とコメントが寄せられていた。