大谷翔平の進化に元エ軍投手コーチも驚き隠せず「打者として凄い、去年を凌ぐ」
昨季限りで退任したナギー元投手コーチ「また素晴らしい投球ができる」
エンゼルスの大谷翔平投手は5月7日(日本時間8日)の敵地タイガース戦で復帰すると、前半戦で打率.303、14本塁打、38打点、OPS(出塁率+長打率).924という好成績を残した。ルーキーイヤーの昨季、エンゼルスの投手コーチとして大谷を指導したチャールズ・ナギー氏は「投手・大谷」の来季復活にエールを送る一方で、打者・大谷の進化に驚きを隠せない様子だった。
現役時代にインディアンスで13年間活躍し、オールスター出場3度のキャリアを誇る同氏は、昨季限りでマイク・ソーシア前監督とともに退任となった。
インディアンスの本拠地クリーブランドで開催されたオールスターウィークのイベントでも引っ張りだこだったナギー氏は、プログレッシブ・フィールドでも柔和な笑顔を浮かべながら1年間“師弟関係”を築いた大谷にエールを送った。
「オオタニはトミー・ジョン手術から順調に回復したね。エンゼルスの試合は見ているんだ。打者としては凄いね。成長している。ここ1か月半は去年の新人王のフォームを凌ぐほどじゃないのか」
昨年10月に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた影響で、今季は打者に専念している大谷。打撃面の成長にナギー氏も目を細めていた。
「投手としてもリハビリは順調そうだね。右腕の力が順調に戻って来れば、また素晴らしい投球ができると信じているよ」
投手としての本格復帰は2020年シーズンとなる大谷。かつての恩師も米国にセンセーションを巻き起こした二刀流復活を心待ちにしている。
(Full-Count編集部)