エ軍スカッグス急逝から初ホーム開催、ロッカー継続 指揮官「残りのシーズンずっとそうなる」
エプラーGM、オースマス監督がスカッグスへの思いを語る
■エンゼルス – マリナーズ(日本時間13日・アナハイム)
エンゼルスのビリー・エプラーGMが12日(日本時間13日)、本拠地マリナーズ戦を前に会見を行った。タイラー・スカッグス投手の急逝から初のホーム開催を前に「この球団への彼の貢献度を振り返り、彼の影響力に感謝しています」と改めて追悼の言葉を送った。
この日は、スカッグス投手の急逝から初となるホーム開催試合。試合前に会見を行ったエプラーGMは「この球団への彼の貢献度を振り返り、彼の影響力に感謝しています。また、彼に影響を与えた人も多くいます。タイラーとの交流を思い返している人はたくさんいるでしょう」と、声を詰まらせながら追悼のコメントを発表した。
球場にはスカッグス投手のロッカーが当時とそのままの状態で残されている。エプラーGMは「彼は皆のためにそこに居続ける。それが一番適した表現でしょう。選手たちはお互いに支えあっています。そうした姿は素晴らしい」と、チーム一丸となって今シーズンを戦い抜くことを誓った。
また、オースマス監督も試合前の取材に応じ「彼のロッカーがあるのはいいことだ。テキサス、ヒューストンでもあった。恐らく残りのシーズンずっとそうなるだろう。ここだけではなく、遠征地でもだ」とコメント。後半戦に向けても「ただ1試合1試合プレーしていく。タイラーを亡くし、大変厳しい状況だが、1試合1試合プレーしていく」と語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)