大谷翔平、12打席ぶり安打は元同僚から 打たれたバースは脱帽「してやられたよ」
2016年の日本ハムの日本一に共に貢献した大谷とバース
■エンゼルス 6-3 マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、2試合ぶりの安打を放った。14日(日本時間15日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で8試合連続でスタメン出場。第4打席で一塁強襲安打を許した日本ハム時代のチームメートだったアンソニー・バース投手は「彼にしてやられたよ」と潔く負けを認めている。
かつての仲間との初対決だった。7回2死走者なしの場面で大谷は4打席目を迎えた。相手は日ハム時代のチームメートのバース。4球目の外角に落ちるスライダーを捉えると、強烈な打球は一塁手のボーゲルバックを襲った。イレギュラーによってバウンドが変わり、ボーゲルバックはキャッチできず。大谷にとっては12打席ぶりの安打となった。
試合後、バースは「あれはヒットだよ。彼にしてやられたよ。次は抑えたいね」とサバサバとした表情で振り返り、潔くかつての仲間の一撃をヒットと認めた。その後、8回2死一、三塁のピンチで降板したバース。続くエリアスが3ラン弾を被弾したために、3敗目(1勝)を記録する不運もあった。
「ヒットはヒット。でも、シアトルで(映像を)見返してみるよ」。19日からは本拠地でのエンゼルスとの3連戦が待っているマリナーズ。日ハムの日本一に貢献した右腕はリベンジを誓っていた。
(Full-Count編集部)