大谷翔平、驚異の打点ペースに米記者注目 「たった56試合で39打点」
5回無死満塁での左翼への犠飛でメジャー通算100打点に
■エンゼルス 6-3 マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で8試合連続でスタメン出場し、2打数1安打1打点だった。今季2度目の対戦となったマリナーズの菊池雄星投手の前に2打席無安打に終わったが、第3打席に同点犠飛、第4打席では一塁への内野安打を放ち、打率を.300とした。
花巻東高の先輩である菊池とメジャー2度目の対戦となったこの日。第1打席がフルカウントからの7球目を見極めて四球、3回1死での第2打席では外角のスライダーにバットが空を切り空振り三振に終わり、2打席ノーヒットとなった。
5回無死満塁での第3打席では元ヤクルトのマット・カラシティー投手と対戦し左翼への同点犠飛。この打点が、メジャー通算100打点目という節目の打点に。第4打席では、日本ハムでチームメートだったアンソニー・バース投手から一塁強襲の内野安打を放ち、2試合ぶりの安打とした。
試合を振り出しに戻す同点犠飛で、通算100打点とした大谷。昨季が61打点、そして今季39打点目をマークしたが、この打点のペースに注目したのが、AP通信のグレッグ・ビーチャム記者だった。自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは大きな犠牲フライで同点とした。今季たった56試合で39打点。これはフルの162試合なら112打点のペースだ」と伝えた。
シーズン112打点といえば、昨季のMLB全体で3位に相当する数字。エンゼルスの主砲のトラウトですら、2014年の111打点がキャリア最多で、昨季は79打点だった。今季、5月7日(同8日)に戦列に復帰した大谷は56試合で39打点と、メジャーでも屈指のペースで打点をあげているようだ。
(Full-Count編集部)