菊池雄星、対大谷は2打席無安打 米記者は徹底した外角攻めに注目「プランを理解」
2打席の対決は、外角攻めに徹した菊池
■エンゼルス 6-3 マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で8試合連続でスタメン出場した。マリナーズは菊池雄星投手が先発。メジャー2度目の対戦となった“花巻東対決”は第1打席が四球、第2打席は空振り三振だった。
背番号17のユニフォーム姿の日本人ファンも快晴のエンゼルスタジアムに大挙した花巻東対決第二弾。一回裏の大谷の第一打席ではフルカウントから外角に外れるスライダーを見逃し、四球に。スタンドからは拍手が沸き起こったが、菊池の配球に米メディアが注目した。
AP通信のグレッグ・ビーチャム記者はツイッターで、菊池が投じたこの7球に着目。「ショウヘイ・オオタニはユウセイ・キクチから7球で四球を引き出す。私は野球の専門家ではないが、この試合のゲームプランは理解できたと思う」とレポートした。
菊池の投じた7球は全て外角低め。ストライクゾーンギリギリのボールか、明確なボール球で徹底した外角攻めだった。空振り三振に仕留めた第2打席も、配球の中心は外角。空振りを奪った2球目も内角高めだったが、捕手の構えは外角で逆球だった。
6月8日の初対決では花巻東高の後輩に3者連発となる6号ソロを浴びるなど、4回途中でノックアウトされていた菊池。この日も5回途中で降板することになった菊池だったが、大谷との2度目の“対決”は徹底した外角攻めで、2打席ノーヒットに封じた。
(Full-Count編集部)