三重県勢が59年ぶりの決勝進出 三重の快進撃の裏に中村監督の手腕あり
エース今井「中村監督のおかげで僕のピッチングが変わりました」
第96回、夏の甲子園の準決勝が24日に行われ、古豪の三重が春夏連続出場の日本文理を5-0で下し、初の決勝進出を果たした。三重県勢では1955年の夏に優勝した四日市高校以来、59年ぶりのこととなった。
三重の近年の夏の甲子園の成績を見てみるとこうだ。
13年 三重 2回戦(初戦)
12年 松阪 2回戦(初戦)
11年 伊勢工 1回戦
10年 いなべ総合 1回戦
09年 三重 2回戦
08年 菰野 1回戦
07年 宇治山田商(初戦・再試合)
06年 三重 1回戦
05年 菰野 1回戦
04年 鈴鹿 1回戦
03年 宇治山田商 1回戦
夏の甲子園で2勝以上したのは1996年の海星高校(ベスト8)の3勝以来。三重高校は重い扉をこじ開けたのだった。
快進撃の中心にいるのは中村好治監督。今年の4月から就任したばかりである。準決勝で見事、完封勝利を挙げたエース・今井重太朗(3年)ははっきりという。
「中村監督のおかげで僕のピッチングが変わりました」