打者、投手が最敬礼するホームラン強奪キャッチに米称賛 「球界最高の外野手」
ブルワーズのケインがジャンプ一番、フェンスに激突しながらホームラン強奪キャッチ
■ブルワーズ 5-1 Dバックス(日本時間19日・アリゾナ)
ブルワーズのロレンゾ・ケイン外野手が18日(日本時間19日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で“得意技”のホームラン強奪キャッチを見せた。打者はヘルメットを脱ぎ敬意を払うと、投手は両手を掲げ賛辞を送った。
これまで何度もチームを救う美技を見せてきたケインがまたもやってのけた。2回2死走者なしからダイヤモンドバックスのエスコバーが放った打球は、中堅後方への大飛球となった。バックスクリーン左へ打球はグングン伸びホームランかと思われたが……。
背走するケインはフェンス手前でジャンプ一番。フェンスに激突しながらもグラブでもぎ取りアウトを奪った。MLB公式ツイッターは「ママ、またあの人だよ!」とコメントを添え動画で公開するとファンからは歓喜の声が上がっていた。
「いい加減、彼にゴールドグラブ賞をあげて」
「今年は、ゴールドグラブ賞だよ。絶対に」
「オーマイゴッド! これで今年3度目ぐらいじゃない?」
「いや、6、7度目ぐらいだと思う」
「ゴールドグラブ賞候補」
「球界最高の外野手だよ」
「あれがロレンゾ・ケインだって分かってるだろう」
「彼がゴールドグラブを獲らない理由はない」
メジャー10年目のシーズンを過ごすケインはこれまでゴールドグラブ賞を獲得したことはない。スーパープレーを連発する33歳のベテラン外野手にファンは悲願のタイトル獲得を願っていた。