大谷翔平が大船渡・佐々木に言及「先に進めば、1つの過程」花巻東は祝福
母校が甲子園出場を決め「なにかできればいい」
■オリオールズ 9-3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場し、4打数1安打だった。第2打席で右翼線への三塁打を放ち6試合連続出塁。エンゼルスは先発のトリピアーが2回までに7点を失い、2連敗となった。
試合後、報道陣の取材に応じた大谷。25日に母校・花巻東高が第101回岩手大会決勝で勝利し甲子園出場を決めた。悲願を果たした後輩たちに向け「おめでとうございますというか、嬉しいなと思うので、なにかできればいいんじゃないかと思います。ここで終わりじゃないと思うので、甲子園で頑張って欲しいです」と祝福した。
さらには、母校と決勝で戦った大船渡の佐々木朗希投手が登板しないまま高校最後の夏を終えたことについて問われた。前段階として「僕は詳しいことは分からないので、そこに対して言うのは違うんじゃないかなと思いますけど」と前置きした上で「もちろん悔しい気持ちはあると思いますし、甲子園が全てだと思って取り組むのが高校球児じゃないかなと思うので、いまはそうじゃないかと思います」と、本人の心境を慮った。
その一方で「終われば、その先に進んでみれば、まあ1つの過程としてあるものだと思っているので、大事なところではありますけど、これからも頑張って欲しいと思います」とも語り、今後の佐々木の活躍にエールを送っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)