元阪神・呉昇桓が今季MLB“新星5人”に選出「オールスター級クローザー」
メジャーで高評価受ける呉昇桓、「カージナルスの“ファイナル・ボス”に」
阪神から今季カージナルスに加入した呉昇桓投手が米メディアから高評価を下されている。「FanRag Sports」が今季メジャーで台頭した5選手をピックアップする特集記事を掲載。5位にランクインしている。
今季はここまで70試合に登板。シーズン途中からは守護神を任され、4勝3敗、14ホールド、17セーブを記録し、ナ・リーグ中地区2位につけるチームのブルペンを支えている。
記事ではカージナルスが2009年のWBCから興味を示していたことを紹介。また、「ファイナル・ボス」と「ストーン・ブッダ」のニックネームを持つことに触れ、「呉昇桓はまさしくカージナルスの“ファイナル・ボス”となった。昨季は球団記録の48セーブを記録したものの不振に苦しむクローザー、ローゼンタールの代役として7月初旬に起用されると、19機会で17セーブを記録している」とレポートした。
また記事の中でマイク・マシーニー監督も「彼はMLBにおける良い投手となる資質を兼ね備えていたと言えるね。唯一の疑問点というのは、彼が文化面で適応可能かどうかという点であったが、彼はうまく順応しているね」と称賛。ヤディアー・モリーナ捕手も「彼は全ての球種を意図したところに投げ込み、恐れも抱いていないんだ」と信頼を寄せている。