DeNA連勝で首位巨人と1.5差、ヤクルトは今季最悪の借金22…3日のセ・リーグは?

DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

プロ初出場の巨人岸田が捕逸で決勝点献上、阪神藤川は4戦連続セーブ

 セ・リーグは3日、各地で3試合が行われ、DeNA、阪神、中日がそれぞれ勝利した。首位巨人が敗れたため、2位DeNAとのゲーム差は1.5に縮まった。

 DeNAは巨人に6-5で競り勝ち、このカード2連勝。後半戦全6カードで勝ち越しとなった。ソトが1回に先制の犠飛、3回に28号3ランを左翼席に運ぶと、昨年まで巨人に在籍していた中井が4回に電光掲示板直撃の特大4号ソロを放ち、序盤で5点をリードした。その後、同点にされるも、8回1死三塁、打者・筒香の場面で巨人の捕手・岸田がパスボール。代走の三塁走者・石川が勝ち越しのホームを踏んだ。8回途中から登板した国吉が打者1人を抑えて5勝目(3敗)。守護神・山崎が24セーブ目を挙げた。

 首位巨人は6回に岡本が13試合ぶりの18号3ラン。8回に坂本勇が左中間2点二塁打を放ち、一度は同点に追いついた。しかし、4回からプロ初出場した2年目の岸田が8回に痛恨のパスボール。4連敗を喫して、DeNAとのゲーム差は1.5になった。

 阪神は敵地で広島に4-1で勝った。1点を追う2回に糸原が同点の右前適時打、3回にドラフト1位ルーキー近本が右翼席に8号ソロを放ち、勝ち越した。8回には相手失策と、マルテの右犠飛で2点を追加した。先発の西が6回4安打1失点で5勝目(7敗)。39歳のベテラン藤川が9回を締め、4試合連続の4セーブ目を挙げた。広島は連勝が3でストップ。1回に菊池涼の8号ソロで先制したが、その後はあと1本が出なかった。先発の床田は6回2失点(自責1)の力投空しく6敗目(6勝)を喫した。

 中日は敵地でヤクルトを6-4で破り、このカード2連勝。3-3の7回2死満塁で阿部が勝ち越しの中前2点打、1点差に迫られて迎えた8回には堂上が9号ソロを左翼席に突き刺した。2番手の祖父江が3勝目(3敗)。岡田が5セーブ目を挙げた。ヤクルトは今季60敗目。借金は今季ワーストの22に膨れ上がった。1回に山田哲の26号ソロ、2回に村上の22号2ランが飛び出して3点リードを奪ったが、投手陣が持ちこたえられなかった。7回途中4失点の小川は10敗目(3勝)を喫した。

→1 巨人 97試合53勝43敗1分 -
→2 DeNA 100試合52勝45敗3分 1.5
→3 広島 101試合51勝47敗3分 1.5
→4 阪神 100試合46勝49敗5分 3.5
→5 中日 98試合45勝53敗0分 2.5
→6 ヤクルト 100試合38勝60敗2分 7.0

(Full-Count編集部)

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