大谷、球宴MVP右腕の前に4タコで2戦ぶり無安打 エ軍は4連敗で後半戦初の借金生活
連続出塁も「4試合」でストップ、敵地でスイープされ借金1に
■インディアンス 6-2 エンゼルス(日本時間5日・クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地インディアンス戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。4打数無安打と2試合ぶりのノーヒットに終わり、連続試合出塁も「4」で止まった。エンゼルスは2-6で完敗。4連敗で56勝57敗と後半戦初の借金生活に突入した。
大谷は初回、今年のオールスターでMVPに輝いた先発右腕シェーン・ビーバーと対戦。2死走者なしで打席に立つと、1ボール2ストライクから86マイル(約138キロ)のワンバウンドのスライダーに空振り三振に倒れた。
2点ビハインドで迎えた4回1死一塁の場面では、2球目のファウルが右脚に直撃。痛みに思わず「おおっ」と声を上げた。3日(同4日)の同戦でも第4打席で自打球が右足甲に直撃し、悶絶していた大谷。2試合連続の自打球となったが、そのまま打席に立ち続けて4球目を打ち遊ゴロ。さらに、1-5と4点ビハインドとなった6回2死二塁の好機では直球を打ってニゴロに倒れた。
大谷は4点ビハインドとなった9回、1死走者なしで打席へ。ビーバーと4度目の対戦で見逃し三振に倒れた。続くプホルスも凡退し、エンゼルスはビーバーに完投を許した。
投手陣も先発バリアが3本塁打を浴びて4回途中3失点で降板。救援陣も失点を重ねると、打線もビーバーに7回2失点に抑えられ、痛恨の4連敗。敵地でのインディアンス3連戦はスイープ(カード全敗)され、7月7日(同8日)以来の借金「1」。後半戦に入って初の借金生活となった。
大谷の今季通算成績は74試合出場、打率.287、15本塁打、43打点となった。
(Full-Count編集部)