八戸学院光星が11安打9得点で快勝 開幕戦で初出場の誉を圧倒

開幕戦は八戸学院光星が初出場の誉を破って2回戦進出
開幕戦は八戸学院光星が初出場の誉を破って2回戦進出

下山が令和甲子園初アーチ 1回に先制の満塁弾

 第101回全国高校野球選手権大会が6日、開幕。オープニングゲームでは、2年連続10度目出場の八戸学院光星(青森)が9-0で、春夏通じて初出場の誉(愛知)を圧倒した。

 八戸学院光星は1回、3四死球で2死満塁のチャンスを作り、6番・下山が令和初本塁打となる満塁アーチを左翼席に運んで4点を先制。4回に1番・武岡が右前適時打で3点目、6回には武岡の中越え適時三塁打、3番・近藤の右犠飛で2点を挙げた。さらに8回に近藤の左翼線適時二塁打、5番・大江の左犠飛で2点を加えて試合を決定づけた。投げては先発の背番号16・後藤が5回を1安打3奪三振無失点の力投。2番手のエース山田も要所を締めた。

 誉は投手陣の乱調が誤算だった。先発した背番号10・杉本が2つの四球、4つの死球を与えるなど制球が定まらず、5回5失点。6回から登板して4点を失ったエース山口は3死球と、計7つの死球を与えてしまった。

 開会式で「この101回目の大会を記憶に残る大会にすることを誓います」などと選手宣誓し、大きな拍手を浴びた誉の林山侑樹主将は「5番・捕手」で出場。最初の3打席は凡退したものの、9回の第4打席で四球を選び、意地を見せた。

(Full-Count編集部)

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