年俸23億円のヤ軍35歳は「故障者リストの長」NY紙が”不良債権化”で辛辣指摘
エルズベリーは約2年間全休、ニックネーム着用のイベントが開催される
大リーグは23~25日(日本時間24~26日)、ニックネームが背中に入ったユニホームを着用するイベント「プレーヤーズ・ウイークエンド」を開催する。ニューヨークの地元紙「NYポスト」は、このイベントで使用されるヤンキース、メッツの選手のニックネームを紹介。故障のため、2018年以降出場のないジャコビー・エルズベリー外野手のニックネームに注目が集まっている。
2013年オフに宿敵レッドソックスから7年総額1億5300万ドル(約160億円)でヤンキースに加入したエルズベリーだが、昨季は右脇腹の痛みで全休。今季も左臀部の手術の影響で、開幕から負傷者リスト(IL)入りし、いまだに復帰できていない。
そんなエルズベリーに定着しているニックネームは「Chief/チーフ」。アメリカ先住民ナバホ族の出身であるため、チームメートから親しみを込めて“先住民の長”との意味で呼ばれていることに由来する。しかし、記事では「エルズベリーは2017年以降試合に出場していない。腰回りと足の怪我によるためだ。現在、彼は“故障者リストの長”となっている」を皮肉を交えて伝えている。
現在も復帰の目途は立っていないため、エルズベリーがこのニックネームを背負って戦うことはないだろう。ヤンキースとの契約は来季まで残るが、レッドソックス時代に3度の盗塁王に輝いたスター選手が再びグラウンドに立てる日は来るのだろうか。
(Full-Count編集部)